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「ライオンのおやつ」小川糸著を読む
目の具合が悪いといいつつ、
久しぶりに本を読みました
『ライオンのおやつ』小川糸著

ライオンのおやつ

最近は、雑誌やエッセイばかり読んでましたが、
「ツバキ文具店」以来大好きな小川糸さんの真骨頂と
書かれていたのと、表紙の穏やかな海の絵にひかれて
手に取りました。

ここ数日、一人静かに集中して読んでいる間、

全くこの小説の世界に入り込んでいました

主人公の雫は33歳の若さで末期がんと余命宣告され、
瀬戸内海の島の、「ライオンの家」というホスピスで
最後の時を過ごすことにします。

そこだけ書くと、とても暗い内容なのではと思いきや、
最初から最後まで、悲壮感や暗さは感じず、
ただひたすら穏やかで優しい時間が流れていきます。

一度は絶望しながらも、ライオンの家に来て、
おいしい食事とおやつの時間、(おやつの時間については

詳しくは読んでのお楽しみ)
そこにいる人々との関わりや、犬の六花との触れ合い・・・・・

人は生きている最後の瞬間まで、
幸せを感じることができるのだな~と思わせてくれました。

そして、私が今感じていたことが、自然と語られていました。
「生きることはままならない」ということも、
過去を悔やまず、未来を憂えず、ただ
今のこの瞬間を生きていることを楽しむこと。


人は最後の最後で変わることもできるってことも。

亡くなっても、魂は続いていくということ。
そばで見ているってことも。


途中で、何度か泣きましたが、
読後感は、なんだか優しい愛と光に包まれているような、
とても静かで穏やかな気持ちになれました

小川糸さん、すごいです
こんな小説が生みだせるなんて!


そして、この本と出合ったことに感謝です。
1年の終わりに、とても良い作品と出合えて、
良かったです


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[2019/12/09 13:23 ] | | コメント(0) | トラックバック(0)
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