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「そして、バトンは渡された」を読んで
ゴールデンウィークと新年号への切り替え時だというのに、
このところ池袋の車の暴走や、三宮の市バス暴走など
尊い命が一瞬にして奪われる事件が続き、
気持ちは低下気味でした・・・

特に、大切な愛する妻と娘さんを奪われた夫の
記者会見の言葉は、涙なしには見れませんでした。

なぜなんの罪もない若い命が、
こんなふうにあっけなく奪われなければならないのか・・・・

家族を失った遺族の悲しみや絶望は
はかりしれないと思います・・・・・

外出する気にもなれなくて、
本屋大賞1位の「そして、バトンは渡された」を読んでいました。

そしてバトンは渡された

作者の瀬尾まいこさんの作品は大好きで、昔よく読んでいましたが、
今回の作品も、やはり優しさと愛にあふれたものでした

内容は、優子という少女が、幼い頃から、大人になるまでに、
2人の母親と3人の父親へ、次々と別の親に手渡されて育てられていく話。

それだけ聞くと、どんなに辛くて不幸な境遇かと思いきや、
それぞれの血のつながらない親たちが、彼らなりのやり方で、
一生懸命優子に愛情を注いでいくストーリー
で、
優子はたくさんの愛をもらって成長していきます。

特に、私は3番目の父親である森宮さんが、
どこか的外れでもありながら、必死で優子の父親であろうと
精一杯愛情を与えてくれる姿に涙しました。

実の父親じゃない分、気も遣ってくれるし、
いい父親になろうと頑張る様子が、泣けてきて・・・・
優子とのやりとりも面白く、常に温かな優しさに
包まれていく感じでした

第2章で、過去の親たちも、それぞれに優子の
ことを一番に考えていたのだとわかり、
ますます感動

こんなにも愛されている優子は幸せだな~と思いました。

森宮さんみたいなお父さんがほしいな(笑)
こんなふうに楽しくおしゃべりできて、
必死で応援してくれて、
優子のピアノ伴奏に合わせて、ひそかに練習してきた歌を
披露する森宮さんに泣いてしまいました。

血がつながらなくても、むしろ血がつながってないからこそ、
こんなにも純粋に無償の愛を注げるのかと。

心がひたすら優しさに包まれる物語でした

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[2019/04/26 12:23 ] | | コメント(0) | トラックバック(0)
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