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50代から本来の自分へ  ~私らしく ありのままに~

「大家さんと僕」の作者矢部さんのスピーチ

最近本屋さんで山積みになっている
お笑い芸人カラテカの矢部さんが書いた
「大家さんと僕」

ゆる~い線で描かれた漫画で、
上品なおばあさまである大家さんと、
住人の矢部さんとのやりとりや関係が
ほのぼのして、あたたかい気持ちになります

先日この作品が手塚治虫賞を受賞したそうで、
その時の矢部さんのスピーチが素晴らしいと
ネットで話題になっていました。

さっそく検索して、スピーチの全文を読みました

ふだん口下手で、話すのが苦手な矢部さんが
思いのほか、長い文章を語っていて、
胸にじーんときました。

気になる方は、「大家さんと僕」、矢部、受賞スピーチで
検索してみてください。

私が感動したのは、大家さんがいつも
矢部さんに「あなたはまだ若いからなんだって
できるわね~」と言い続けていたこと。
その言葉で、本当に自分が二十歳だと思って
頑張れたこと。
38歳であきらめずに漫画を描いたことで
今回受賞できたけど、それは幼い頃の
漫画を読みふけった時間や、父親の姿や
芸人のネタ書きなど、これまでの経験が
すべてつながってきた結果だと・・・・

その時はうまくいかなかったことも、
結局あの経験は何だったんだろう?って
思うことも、悔しかったこと、悲しかったことも
みんな無駄じゃなくて、蓄積されてるんですね。

そして、すぐそばで信じてくれる人の
存在も言葉の力も大きいな~と
感じました。ちょっと泣けるスピーチでした

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