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喪失と再生の絵本
先日阪神の絵本展で出会った絵本。
一度読んだだけでは、どうとらえていいかわからず、
図書館で再度借りてきました。

「あるあさ」真っ白な表紙に、一匹の鹿の絵。
絵の美しさにひかれて、手に取りました。

あるあさ

内容はあるあさ突然大事にしていた角が片方
折れてなくなってしまった鹿が主人公。

失った角を探して、旅に出ますが、
いろんな動物と出会ううちに、
みんな何かしら失った経験があることを
知ります。
そして旅を続けるうちに、残っていた角も失い・・・
でも最後には・・・・(ネタバレになるので書きませんが)

人生で自分が大切にしていたものを失うことは
あると思うのですが、誰もがなんらかの形で
そういう経験をしていて、でも時間がたてば
再生していくって言いたかったのかな~

でも、結末を読んで、「あっ、そうなんだ」と
ちょっと拍子抜けした感じ。

お月様が半分になって泣いてるところも、
「いや、あんた、時間と共に満ち欠けしますから!」
って突っ込みながら読んでしまいました

まあ、時間が経過することで、再び戻ってくるものも
ありますもんね。病気が回復するとか・・・

でも私は、本当の喪失って、二度と同じものが戻ってこないことを
いうのだと思います。
かけがえのないものを失った悲しみと再生を
描くなら、私のおすすめはこれ。


「くまとやまねこ」
くまとやまねこ

何度も紹介してるので、ここには書きませんが、
私はこちらの方が、深みがあって心に響きました
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[2019/02/06 12:30 ] | 絵本紹介 | コメント(0) | トラックバック(0)
冬のおすすめ絵本
今日は雨・・・
1月から2月にかけて、
インフルエンザや風邪がかなり流行っています。

我が家も私も夫も風邪をひきずって、
ようやく落ち着いてきたところ。

体調が悪くて、休むしかなくなった時、
私がよく読む絵本がこれです。
寒い冬にもぴったりの絵本

「だんろのまえで」教育画劇

だんろのまえで1

表紙の暖炉の前に寝転ぶネコと
炎を見つめるウサギの絵にも心がひかれます。
暖かさが伝わってくる感じ

主人公のぼくは、吹雪の山の中で道に迷い、
大きな木にドアを見つけ、
中に入ります。

寒さと疲れでぐったりしたぼくを
待っていたのは、暖かな暖炉の火と
動物たち。

そして疲れ果てたぼくにウサギは言います。
「つかれたら やすめばいいんだ、
むりしないで じっと してれば
げんきになるさ」

私が好きな言葉はそのあとに出てくる
ウサギの言葉。

「すきになるきもちがあれば、どこででもだいじょうぶ。
すきなことがあれば、どんなときでもだいじょうぶ」

そう、弱って動けなくなった時、
好きなものがあれば、それが心を支えてくれます。

私の場合は、絵本、音楽、お手紙、おいしいおやつ、
雑誌やエッセイを読むこと、手紙を書くこと・・・・

私は昔から休むのが苦手で、
じっとしてることがストレスだけど、
こうした好きなものがあって、本当に助かったと思います。

好きなものを数えあげていくと、
心がふっと息を吹き返す気がします

今体調が悪い方も、無理せず自分をそっといたわって、
自分で自分に好きなものを与えてあげてくださいね

最初と、最後の見返しのところ、灯っていたろうそくが消えています。
ピンクと紫の動物の絵柄も可愛くて素敵。
だんろのまえで2
だんろ3




[2019/02/06 12:04 ] | 絵本紹介 | コメント(0) | トラックバック(0)
絵本「どんなかんじかなあ」
さきほどTV番組「世界一受けたい授業」
紹介されていた絵本の中で、
私もおすすめしたい絵本がこれでした。

『どんなかんじかなあ』

どんなかんじかなあ

1人の少年が、目が見えないお友達のことを
どんなかんじかなあ~と想像してみるところから始まります。

両目をつぶってみると、聴覚がさえわたって、
今まで気づかなかった音まで聞こえてきて、
そのことを目が見えないお友達に、
「すごいねえ~」と伝えます。

それから、両親がいない子のことも想像してみて・・・・

自分とは違う立場や環境の友達のことを、
その子の身になって、想像して考えてみる。

これって、子どもだけじゃなくて、大人にも
大切なことだと思います。

自分はそうではないけれど、
もしそうだったら、一体どんな感じなんだろう?

人は同じ体験をしていなくても、
想像することはできるし、思いやることもできる。
そして、そこからいろいろと気づきを得ることも

ラストに少年に関する、「あ~そうだったのか」という
結末もあって、子どもにも大人にもぜひ読んでほしい
素敵な一冊になっています


[2019/01/26 22:47 ] | 絵本紹介 | コメント(0) | トラックバック(0)
阪神百貨店「大人×絵本 心潤す贅沢時間」
先週風邪の症状をひきづったまま、
どうしてもこれだけは行きたいと思うイベントに
行ってきました。帰ってきて、ダウンしたけど

梅田阪神百貨店での「大人×絵本~心潤す贅沢時間」です。

150冊もの絵本が、すべて表紙を向けて
綺麗な棚に陳列されていて、
「あ~私もこんな場所で、絵本展ができたら、
どんなに嬉しいだろう!」と思いました。


並んでいた絵本は、大人向きで上質なものばかり
私がいいな~と思う本は、すでに購入済みで
グレイスの本棚にあったので、
今回はお家に連れて帰るまでにはいたりませんでしたが、
それでもたくさんの絵本に囲まれて、
確かに贅沢な時間でした

そんな中、目についた絵本が2冊あって、
グレイスにある絵本と比べて読んでみるのも
面白いかもと。
さっそく図書館で借りてきました。

まずは図書館で借りた一冊『おどりたい』から。
こちらはバレエにあこがれたウサギさんが、
バレエ教室に通って、仲間とともに発表会を開くお話。
ストーリー自体はシンプルな展開で、
魅力は可愛らしいウサギさんの絵でしょうか。
ウサギさん好きにはたまらないかも。

対するグレイスの本棚にあるお気に入りは、
『バレエをおどるいぬなんていない』


こちらもバレエを習いたい犬が主人公。
飼い主が通う教室にのぞきにいくのですが、
犬がバレエなんてありえない!と
先生や飼い主の家族も大反対

周囲の反対や世間の常識にめげそうになりながらも、
自分の想いをつらぬいて、
最後はなんと有名なバレエの劇場にたつという話。

ストーリーに起伏があるし、ユーモアの要素もあるし、
最後の展開までハラハラ、おしゃれで勇気と元気がもらえます。


絵本対決バレエ


同じバレエを扱った作品ですが、
みなさんはどちらがお好みですか?
良い悪いじゃなくて、好みの問題です。

私は後者の方が、大好き

絵本の好みは人それぞれ。読み方も人それぞれ。
たまにこうして、一見似たような作品を
読み比べてみるのも面白いです。

次回はもうひと作品を比較してみますね
[2019/01/23 12:18 ] | 絵本紹介 | コメント(0) | トラックバック(0)
マツコの知らない世界~読み聞かせ絵本の世界を観て
今夜のTV「マツコの知らない世界」が、
読み聞かせ絵本の世界だと知り、
テレビの前にメモを持ってスタンバイ

登場したのは自宅に絵本を1500冊も持っているという主婦の方

私が持っているのは300冊なので、その冊数に驚きましたが、
私もこれまでに読んできた絵本の数は1000冊以上だと思います。

ちょうど大事な収録の日に、声がかれてしまっていて、
でも一生懸命紹介してくれて、一人息子さんもついてきてて、
なんだか親しみを感じました

さて、内容は赤ちゃんから幼児までの読み聞かせ絵本だったので、
大人のための絵本を紹介している私とはちょっと違いました。


でも彼女の「絵本で教育しようと思うな。
親子でただ楽しむもの!」という主張には大賛成です!

私も、しつけ絵本とか、教育的な絵本は苦手。

今回番組で紹介された絵本は次の8冊でした。
1.「しろくまちゃんのホットケーキ」
2・「ごぶごぶ ごぼごぼ」
3.「くだもの」
4.「これはのみのぴこ」
5.「おいしいおと」
6.「オニのサラリーマン」
7.「パンツのはきかた」
8.「あなたがとってもかわいい」

2と5と8は初めて知りました。

「しろくまちゃんのホットケーキ」は超定番ですね。
うちの息子も大好きでしたが、
乗り物好きだったので、「ごくまちゃんのうんてんしゅ」が
気に入って、文章を覚えていました。

「くだもの」はとにかく絵がリアルで、まるで本物みたい。
さあ、どうぞって差し出されたら、大人でもつまみたくなります。

「オニのサラリーマン」は大人の男性が読むと、
共感できるかも。8冊の中では、大人向きに思いました。

「パンツのはきかた」は絵が可愛いし、歌になってるのがいいところ。
幼い子供に歌の絵本はおすすめです
大好きなお母さんの声で、歌ってあげてほしいです。

大人は文字を追ってしまって、絵を見てないという指摘も
当たってると思いました。

だから、大人も自分一人で読むのもいいけど、
たまに誰かに読んでもらって、絵に集中できたら、
絵本の世界をより深く楽しめる気がします。

やっぱり私は、大人のための絵本に興味があるな~


[2019/01/22 22:54 ] | 絵本紹介 | コメント(0) | トラックバック(0)
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