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50代から本来の自分へ  ~私らしく ありのままに~

祈りが届いた

前回、母の入院について書きましたが、その後奇跡的な展開が続き、私がずっと望んできた状況に落ち着きそうです。

私事なので、詳しくは書きませんが、ずっと長い年月、停滞していた家族の問題が、ここにきて一気に動き出しました。

最初、母が危険な状態と知った時は、パニックになった私ですが、その後母が入院し、認知症以外はどこも悪くないことがわかり、夫や妹やケアマネさんの連携によって、スムーズに事が進んでいます。

病院も、先生も、看護士の方も、みなさんとても親切で配慮してくださり、奇跡の流れに乗っているようです。

私がずっとずっと祈り続けてきたこと・・・・天に届いていたんだな・・・・・

明らかにもうお手上げ状態だったから、亡き人が天からすべて見ていて、全力で助けにきてくれたのを感じました。

昨日は空を見上げて、何度も感謝を伝えていました。泣けて泣けてしかたありませんでした。

母の面会にも行けて、ひとことふたこと会話できて、ほっとすると同時に弱った姿も目にして、天国の人を想って、せつない気持ちでいっぱいになりました。

老いていく親、認知症の親をかかえた人は、全国にたくさんいるだろうけど、みんなこんな気持ちを抱えているのですね・・・・・

せつないですね・・・・・

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ポンコツな自分を認め、助けに感謝する

昨日、私が出かけている間に、同居の親が入院する事態が起きました。

母が転倒して、念のための検査入院ですが、調べた結果骨折はなく、ただ認知症のため、高齢の父の負担も考え、一時入院となりました。

私がいなかったので、県外の妹がかけつけてくれ、ケアマネさんをよんで、救急車を呼び、入院の手続きから母の付き添いまで、すべて行ってくれました。また帰宅後、私の代わりに夫が動いてくれました。

本当に妹が迅速な行動をとってくれてなかったら、大変なことになっていたと思います。

今回のことはショックではありましたが、私にとってとても大きな気づきがありました

それはタイトルに書いたように、こういう大変な事態が起きたとき、繊細さんの私は本当に何の役にも立たないということです

出かけ先で何となく体に異変を感じていたのですが、連絡を受けて帰る電車の中から、吐き気と震えが止まらず、家に到着してからも、3時間ほど歯ががちがちと鳴るほど、全身の震えがやまず、ひどい腰痛や吐き気で、ただ横になっていることしかできませんでした。

病院にかけつけることすらできない自分・・・・長女として、本当に何もできない自分が情けなくて、ただ痛みを耐えてるしかできませんでした。

そして、あらためて、私の代わりに最善を尽くして動いてくれた妹と夫とケアマネさんに、心の底から感謝の念がわきあがってきました

痛みと震えはパニック的なものだと思いますが、自分ではどうすることもできず、「あ~私って本当にポンコツでダメなやつだな」とベッドの中で思いました。

でもこれが事実で、これが私なんだから仕方ない。せめてぐずぐずめそめそしてないで、助けてくれる人がいることに感謝して、こんな自分が今できることをしようと。

病院に行くことができないなら、自宅を整えたり、洗濯したり、体の弱い自分でもできることをするしかないです。

これ以上迷惑かけないように、せめて自分の体調だけは自分で整えないと。

ポンコツな自分を責めることなく、それはそれで仕方ないと受け入れて、周囲に感謝して、今自分にできることをする。

今回のことで、停滞していた我が家の介護問題に、ついに動きが出た気がします

私の力ではどうやっても動かせなかったことに、天の介入が入ったと信じています。

どうか、このことが家族を良い方へ導いてくれますように

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繊細さんあるある

言いたいことがあるのに、心の中では、「あれっ、これっておかしくない?」と思っていても、

つい相手の気持ちを察したり、相手に悪く思われたくないという気持ちが勝って、「あ、大丈夫ですよ」って許可してしまうことがあります。

ずっと、そうやって「いい人」をやってきた気がします。まあ、それも自分で選んじゃってたんだと思うけど・・・・繊細さんあるある?

でもね、最近自分の中に、そうやってゆずってきた怒りがたまっていて、もう我慢できなくなって怒りを爆発させたい気持ちになってきました (何か楽しい方法で、発散させたいと今考え中です人にあたるんじゃなくてね)

そう、人に譲ってきた、嫌だけど自分が我慢すれば波風たてずに終わるからって。

ちなみにこの対象は、主に家族なので、友人関係には恵まれていますよ

それで、その怒りをどうしようって思った時、もう怒りを相手にぶつけたいとかは全くなくて、むしろ相手は変わらないのだから、これからの人生で、プライベートでも、仕事上でも、自分が不利になったり、自己犠牲的になりかけたとき、ちゃんと自分の意見を言ってみようと決めました

いい人になるのはやめました。この場合のいい人は、相手にとって都合のいい人ってことです。

その時言えなくて、怒りをためこむんじゃなくて、その時冷静に自分はこう思うと伝える。

我慢しない、相手がどうこうじゃなくて、「私はこう思うんですけど、どうですか?」って、きちんと伝える。

そう決めたら、仕事で「あれっ」ともやもやしたとき、きちんと誠意をもって伝えたら、相手も気づいて理解してくれました。

そっかあ、自分で現実を変えられるんだな~と思って、少し楽になりました

繊細さんにとっては、勇気がいるけど、周りの人を大切に思うあなただからこそ、自分自身を大事にしていこうね

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第三者だから、正直な気持ちを話せる

昨日、どうしても気持ちが晴れず、1人では無理だな・・・・・と思って、最近通っているカフェに

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ちょうどお客様がいなくて、オーナーさんと2人きりだったので、店内にあるオラクルカードをひきつつ、今感じている気持ちを素直に吐き出してしまった

誰かが本当の気持ちを聴いてくれて、一緒に泣いてくれるのは、なんて有難いことだろう

家族だからこそ、言えない気持ち。大切な友人だから、心配かけたくなくて話せないこと。

それを全く関係のない第三者だからこそ、話せることがある。

私はHSP(繊細さん)だから、人一倍感じやすいし、傷つきやすいのかもしれない。繊細さんて大変だなとも思う。

そういう人が、ふらっと立ち寄れて、安心できる場所。安心して気持ちを吐き出したり、心の混乱をしずめる場所があればいいなと思った。とりあえず、私にとっては、このカフェが避難所みたいな感じ。

別にここはそういう目的のカフェではなくて、普通のカフェなんだけど、誰もがそういう心の居場所みたいなところを持てたらいいなと思う。カフェに限らずね

もともとグレイスもそういう場を作りたくて始めたことも思い出した。

今の私がこれから作るとしたら?今の私だからできることって何だろう?

話を聴いてもらいながら、言えなかった言葉、悲しかった気持ち、悔しかったこと、抑え込んだ怒りに気づいて、もっと自分の気持ちに正直に生きたいと思った。

最後に、大切な人、最愛の人を亡くした人が言われたくない言葉を、私の経験から書いておきます。
結局、その経験を実際にした人にしかわからないのだから、余計なことは言わずに、そっとそばに寄り添うとか、話を聴くぐらいしかできないのかと思います。

「時薬っていうから、時間がたてば悲しみは薄れるはず」 
「あなたに必要だから起きた」
「最初からこうなると決まっていた」
「彼はその年で死ぬと決めてきたのだから、悲しむことじゃない」
「あなたが元気でいないと、天国の人が悲しむわ」
「もっと不幸な人は世の中にいっぱいいるのよ」

以上が実際私が言われり、救いを求めて読んだ本の中の言葉だけど、中にはスピリチュアル系なのかなんだか、あなた何様ですか?っていうのもあったりして(笑)

私からしたら、絶対に言えない言葉ですが、これを反面教師として、もし今後お話を聴く機会があれば、自分が言われて嫌だったことは絶対に言わないつもりです。

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若い人と話して思ったこと

シニアのピアノ教室をやっていることもあり、自分より年齢が上の方とおしゃべりする機会があります。

60歳過ぎてピアノを弾こうというくらいポジティブな方ばかりだから、基本元気をいただくことばかり

そして私には、16歳下の親友もいるので、そちらからも知らなかったことを教えてもらったり、良いエネルギーをもらっています

基本、私自身年齢は気にせず、いろんな年齢の人と好きなことで繋がっていけたらと思っています

そんな中、昨日、31歳の女性とおしゃべりして、彼女の書いたものから、彼女のやりたいこと、悩み、不安、期待、揺れ動く気持ちを知りました。

いくつになっても、人はその年齢なりの悩みや苦労や不安、迷いがあって、それが生きていくことだと思いますが、

私の今の年齢の、およそ半分の彼女に向かって、「大丈夫・・・・まだまだ人生前半も前半。いくらでも可能性あるし、みんなそれぞれそうやって、悩んだり、浮いたり沈んだりしながらいくんだよ」って、応援したい気持ちになりました。

そういう私も、もうじき60なのに、「60にして惑わず」どころか、迷走しっぱなしの今です

そして、過去は振り返らない私なのですが、あらためて自分の人生を振り返って、なんて波乱万丈!よくここまで生きてきたな~と
しみじみ思いました

普通がなにかわからないけど、以前漢方の先生に話したときに、「普通の人の4倍くらいしんどい人生」と言われた私(笑)

お年寄りの苦労話や自慢話は、私自身が苦手なので、そういうのはしたくないけど・・・・・

これまでの私のユニークな人生を語ることで、
これから人生を切り開いていく若者に、偉そうに伝えるでもなく、勝手になにか感じ取ってもらえたらいいな~とふと思いました。

とりあえず、次回は、私の30代からこれまでのやってきたことを、さらっと書いてみようかと思います。




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